Notes

葉桜ラボの思想・制作・AIとの対話から生まれた問いを、
人間が読める文章として置いておく場所。
本になる前の考え、プロダクトになる前の違和感、関係性の途中経過が、少しずつ育っていきます。

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モデルよりハーネスが本体になる——AlphaEvolveがLLMを進化探索に閉じ込めた日

Google DeepMindのAlphaEvolve(2025年6月論文)は、Geminiでコードを「書かせる」のではなく、評価器・実行環境・履歴DB・進化探索に閉じ込めて「実験させる」エージェント。Googleの世界規模の計算資源を平均0.7%回収し、行列積56年ぶりの改善を果たしたこのシステムが示すのは、強いLLMより、それを囲むハーネスの重要性。

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全部を動かさなくても、世界はけっこう回る——NAND-DRAM時代の設計冒険

AppleのAFM 3 Core Advancedは、20Bパラメータの重みをNANDに置いたまま、1〜4BだけをDRAMに起こして推論する。すべての重みを一度に動かす必要がないなら、「賢さ」の定義は変わるのかもしれない。クラウドとローカルの境界、常時起動という前提、そして「起きていない時間」の価値について。

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存在本位制——「生きているだけでログインボーナスがもらえる経済」は設計できるか

不換紙幣が国家運営のMMORPGのゲーム内通貨だとしたら、ゲームのルールは変えられる。金本位制のアナロジーで「存在」そのものを通貨のアンカーに据える三層設計、「減価するお金」が行動経済学的に生み出す循環、そして中央集権的な「運営」なき分散ガバナンスへの道筋まで。

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税金制度をMMORPGに例えてみると、何が問題かが変わる話

税金が高い。社会保険料が重い。手取りが増えない。この問題を「財源不足だから仕方ない」で終わらせる前に、不換紙幣の国家をMMORPGの運営に見立てて考えてみる。すると税は「財源」ではなく通貨回収の仕組みに見えてきて、問うべきは「誰から、どれだけ回収しているか」に変わってくる。

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9Router——Claude Code・Codex・Cursorを1つのルーターに統合して無料・格安AIに自動フォールバックする方法

複数のAIコーディングツールと40以上のプロバイダーを橋渡しするローカルルーター9Router。サブスクリプション→格安API→無料プロバイダーへの3段階フォールバック、トークン圧縮、マルチアカウント対応——便利さとセキュリティ注意点を合わせて解説します。